越前焼というのは福井県の宮崎町や織田町で作られている陶器なのですが、越
前焼が世間に広まったのは昭和17年のこととまだ新しく、調査で越前焼の存在
がわかり、昭和22年に正式発表されて始めて越前焼の名前が全国に知れ渡っ
たといわれています。
越前焼だとわかる前までは、瀬戸、信楽、丹波、備前、常滑の五古窯という名前
が付けられていたそうです。越前焼の歴史をさかのぼると平安時代の後期にあっ
たといわれています。
越前焼きでは粘土紐を積み上げて作って、木こてを使って引き伸ばすという成形
をしています。焼成方法は酸化と還元を繰り返して焼き上げます。越前焼の火を
止める方法は酸化冷却といわれる方法で、一般的には還元冷却をするのが普通
なのに対して越前焼の冷却方法は違っています。
越前焼は昭和46年ごろに、越前陶芸村が作られてから人々から注目されるよう
になり、今では越前焼の窯は80軒以上あるといわれています。越前焼の特徴は
かたちを整えていくときのねじたてという方法だそうです。昔から越前では耐火の
高い粘り気の強い土と薪を使って焼かれていてとても焼き物が盛んだった用です。